君と秋

寒さが増していくと僕らは夜空を見上げるようになる寒さが増していくと僕らは誰かを想うようになる寒さが増していくと僕らは寂しさを募らせるようになる秋は寂しさを少しずつ僕らに馴染ませて冬空を詩にするための心地よい孤独をくれる服が分厚くなるほどに星...

僕たちは。

何をしてもどこにいても何を着ても変わらないもの夢を語り愛を知っても変わらないもの変わらないことあなたはあなたのままでわたしはわたしのままでありのままを見せても何も変わらぬもの同じ空の下なんだもの変わりゆくもの変わらないものどちらもあなたの変...

あの頃、何にでもなれると信じてた君の詩

尖った靴を見つめながら駅までの道を見えない誰かと比べて、惨めになったりしていつもの通勤特急乗らない自分を頭の中で想像してみたりして昨晩考えたこれからの現実理想の未来のプラン今日も出来なさそうです見慣れた線路沿いの景色は今日も美しくは見えなく...